青春と読書 本の数だけ、人生がある。 ─集英社の読書情報誌青春と読書 本の数だけ、人生がある。 ─集英社の読書情報誌

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今月の目次

2019年12月号
(No.521)

2019年12月号(No.521)

毎月20日発売 本体83円+税

表紙/456(shigoro)

デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘

[インタビュー]

鹿島 茂
『本当は偉大だった 嫌われ者リーダー論』

  • [インタビュー]歴史的人物の「決断」を
    公正な目で見直す

    十九世紀フランス文学を専門としながら、社会、文化全般へ確かな眼差しを向け続け、多くの示唆に富む著作を世に送り出してきた鹿島茂さん。今回の新刊『本当は偉大だった 嫌われ者リーダー論』(本誌連載)では、激動の時代に大義をもって「決断」を下し、後世に大きな影響を与えた五人の歴史的人物を取り上げています。
    彼らは決断を下したが故に嫌われ者となった人物でもありました。
    歴史的背景に具体的に迫りながら、リーダーたちの先見性、身の振り方に焦点を当てたことで、ビジネス論やマネジメント論としても活用できる本書。刊行にあたり、「歴史を変えた」と言っても過言ではない五人について、鹿島さんの歴史観とともにお話を伺いました。

目次

特集 集英社新書創刊20周年記念

[集英社新書 20周年に寄せて]
姜尚中/佐高 信/内田 樹/荒木飛呂彦/望月衣塑子

[寄稿]中野 翠 〈追悼 橋本治〉ジグソーパズルの人

集英社新書 ベストセラー&重版ランキング

[次世代論客 特別対談]
白井 聡×斎藤幸平 「大分岐」の時代に求められる新書の役割とは?

巻頭インタビュー

黒川博行
本当におもしろいだろうかと、絶えず考えています

インタビュー

下重暁子
挫折は人生のいちばんの物語
鹿島 茂
歴史的人物の「決断」を公正な目で見直す
濱野ちひろ
セクシュアリティという奥深い世界を追っていきたい

カラー口絵

[インタビュー]

水晶玉子
『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2020』

新連載

桑原水菜
荒野は群青に染まりて①

注目の新刊

『宝石商リチャード氏の謎鑑定公式ファンブック エトランジェの宝石箱ジュエリー・ボックス

今月のエッセイ

小杉健治
なぜ、九代目か

本を読む

タカザワケンジ
北方謙三『チンギス紀 六 断金』
森まゆみ
谷崎由依『遠の眠りの』
杉江松恋
中島京子『キッドの運命』
佐々木敦
古川日出男『あるいは修羅の十億年』

連載

太田和彦
ペンと盃 酔いどれ文学紀行⑤
浜辺祐一
救命センター 新・ドクターファイル⑥

口絵Ⅰ+65~72

北尾トロ
猟犬猟師と、いざ山へ。③
はるおかりの
九天に鹿を殺す 煋王朝八皇子奇計⑦

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