今月の目次
2025年7月号
(No.588)
[ナツイチ対談]
小川 哲×門馬 司
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満洲は調べれば調べるほど面白い!
集英社文庫『地図と拳』(上・下)[ナツイチ対談]
第一六八回直木賞、第一三回山田風太郎賞を受賞した小川哲さんの『地図と拳』が、今年のナツイチの目玉として刊行されました。本作は義和団事件から第二次世界大戦までの旧満洲(中国東北部)を舞台に、ある都市で繰り広げられる知略と謀略を描いた壮大な歴史絵巻です。
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インタビュー
米澤穂信
米澤穂信『栞と嘘の季節』
青春小説だからこそ書けたミステリ -
書評
北村浩子
<ナツイチ>読みどころ
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巻頭エッセイ
水原 涼
水原 涼『
筏 までの距離』刊行に寄せて
朝のあと -
インタビュー
篠田節子
篠田節子『青の純度』
創作する側の気持ちってどういうものなのか、突き詰めて書いてみたかった -
インタビュー
桜木紫乃
桜木紫乃『情熱』
波風立てずに生きる器用さを、ちょっと残念だなと感じる大人に読んでほしい -
新連載
阿古真理
阿古真理『ウォーカブルでいこう!』
[第1回]散歩が楽しい町づくり -
本を読む
大澤
真幸 菅 孝行『浅利慶太 劇団四季を率いた男の栄光と修羅』(集英社新書)を大澤真幸さんが読む
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本を読む
姜尚中
田畑勇樹『荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記』(集英社新書)を姜尚中さんが読む
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本を読む
三牧聖子
李舜志『テクノ専制とコモンへの道 民主主義の未来をひらく多元技術
PLURALITY とは?』(集英社新書)を三牧聖子さんが読む" -
連載
佐々木 敦
佐々木 敦『メイド・イン・ジャパン』
[第12回]日本文化はどこにいくのか?(最終回) -
連載
大久保佳代子
『大久保佳代子のほどほどな毎日』
[第9回]感じたいのは“性”よりも“生” 今の私は“男”より“山”に抱かれていたい -
連載
大友花恋
集英社オレンジ文庫10周年記念企画
大友花恋 柑橋の文字をかじる⑦
『亡き王女のオペラシオン 1』ゆきた志旗・著 -
連載
青春とアート22
青春と読書×藝大生コラボレーション
第22回は、 美術学部デザイン科3年の作品
地元の歴史あるワサビを面白くデザインする