[連載]
集英社オレンジ文庫10周年記念企画
柑橋の文字をかじる
④氷室冴子 著
『銀の海 金の大地 1』
「今回は古代転生ファンタジーです」
本を手渡されるときに添えられた一言に、はてなマークが三つほど浮かんだ。古代の話? 転生するの? そこにファンタジーまでくっついてますけど?
しかし、そのはてなマークは「真オレンジ色」をしていて、自分がすでにウキウキしていることを感覚でつたえていた。
そういった本に対する第六感は、往々にして正しい。
物語は、西暦三五〇年をイメージした古代、
主人公である十四歳の少女・
……らしい。
恥ずかしながら、今回初めてこの物語に触れ、一巻だけを読み終えたばかりの私は、まだその全貌に辿り着けず、ストーリーの要約がままならない状況にある。
しかし、それでも私の脳みそが、徒競走の後のようにドクドクと脈を打っているのを感じる。ほら見たことか、本への第六感! 面白い面白い面白い……! ドーパミンが出まくっている。
集英社オレンジ文庫10周年アンバサダー・大友花恋さんによる作品紹介の続きは、公式HPに掲載。ぜひ、ご覧ください。
https://orangebunko.shueisha.co.jp/book/kankitsu_no_moji
大友花恋
おおとも・かれん●1999年10⽉9⽇⽣まれ、群⾺県出⾝。
雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。「今⽇、好きになりました。」(ABEMA)ではレギュラー⾒届け⼈を務める。近年はドラマ「正しい恋の始めかた」(EX系/2023年)で主演を務め、ドラマ「フィクサーSeason3」(WOWOW/2023年)、{hlb}「トークサバイバー2」(Netflix/2023年)、「厨房のありす」(NTV系/2024年)などに出演。