青春と読書 本の数だけ人生がある ─集英社の読書情報誌青春と読書 本の数だけ人生がある ─集英社の読書情報誌

今月の目次

2019年8月号
(No.517)

2019年8月号(No.517)

毎月20日発売 本体83円+税

表紙/456(shigoro)

デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘

今月のエッセイ

高嶋哲夫
『沖縄コンフィデンシャル レキオスの生きる道』

  • [今月のエッセイ]誰も書かなかった
    沖縄、琉球、レキオス

     沖縄を舞台にした警察小説を書きませんか、と言ってもらってもう五年以上がたつ。
     沖縄については、『トルーマン・レター』で書いたことがあった。二十年以上も前の話だ。米軍のレイプ事件、日米地位協定をサイドストーリーにして、トルーマン米国大統領がなぜ、敗戦が決定づけられていた日本の広島と長崎に原爆を落としたのか、その理由を書き綴った。トルーマンの愛人宛の手紙が存在するという話をもとに書いたものだ。手紙にあるトルーマンの思想こそが、アメリカの沖縄戦、その後の統治につながるものではなかったのか。
     大学生の頃はベトナム戦争末期で、沖縄からベトナム爆撃に飛び立つ爆撃機への非難や、沖縄返還運動も当時の学生運動を背景に盛り上がっていた。

目次

特集

北方謙三『チンギス紀 五 絶影』
[対談]北方謙三×山田裕樹 「歴史」と「物語」の狭間で書くことの難しさ

巻頭エッセイ

島田雅彦
『君が異端だった頃』スピンオフ

インタビュー

堂場瞬一
『検証捜査』から芽生えた「予測不能」の警察ミステリ
大竹まこと
俺はこんな水に合うのかと思いながらなんとかやってきた
安田依央
小説という形で広く知ってもらいたい介護の闇
青木祐子
会社を揺るがす事件が起こる!? 漫画化・ドラマ化も大注目のシリーズ最新刊!

新連載

太田和彦
ペンと盃 酔いどれ文学紀行①

今月のエッセイ

佐藤賢一
ナポレオンはフランス人か
高嶋哲夫
誰も書かなかった沖縄、琉球、レキオス

本を読む

木原浩勝
赤川次郎『明日死んだ男 怪異名所巡り10』
香山二三郎
八木圭一『手がかりは一皿の中に ご当地グルメの誘惑』
石井 洋
船ヶ山 哲『会社を辞めずに収入を月50万円増やす!』
森 達也
トニ・モリスン『「他者」の起源』

連載

梶よう子
本日も晴天なり⑨
谷村志穂
りん語録⑰
浜辺祐一
救命センター 新・ドクターファイル②
はるおかりの
九天に鹿を殺す 煋王朝八皇子奇計③
小田嶋 隆
諦念後 男の老後の大問題⑫

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