今月の目次
2023年12月号
(No.569)
2023年12月号(No.569)
毎月20日発売 定価100円(税込)
デザイン/松田行正+杉本聖士+倉橋弘+金丸未波+内田優花+山内雅貴
[特集インタビュー]
永井みみ
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永井みみ『ジョニ黒』
1975年の横浜を舞台に9歳の少年が体験した濃密なひと夏を描く
“主人公は私の中にずっと棲んでいた少年です”[特集インタビュー]
認知症老人のひとり語りで、その数奇な人生を描き切った衝撃作、永井みみさんの『ミシンと金魚』(第四十五回すばる文学賞受賞)は、多くの読者の感動を呼んで、昨年二月に刊行された単行本は十刷を超えた。その永井さんの待望の受賞後第一作『ジョニ黒』(「すばる」二〇二三年六月号掲載)が刊行される。
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巻頭インタビュー
綿矢りさ
『パッキパキ北京』北京滞在経験を元にコロナ禍の北京を描く痛快小説
“今の北京の流行と魅力を、思いっきり書きたかった” -
インタビュー
片野ゆか
本誌連載『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』単行本化
“馬の世界を旅して実感した「社会は変えられる」” -
インタビュー
水晶玉子
『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2024』&『乱世を生き抜く! 水晶玉子の『キングダム』占い』
2024年を幸せに生きるために -
今月のエッセイ
福田和代
『梟の胎動』『梟の好敵手』(集英社文庫)の刊行に寄せて
<梟>の翼に乗って -
本を読む
一穂ミチ
柴崎友香『続きと始まり』
を一穂ミチさんが読む
絶えない -
本を読む
谷崎由依
ミチコ・カクタニ『エクス・リブリス』
を谷崎由依さんが読む
辛口批評家の澄んだ<声 > -
本を読む
若林踏
ダニヤ・クカフカ『死刑執行のノート』(集英社文庫)
を若林踏さんが読む
女性たちの視点で浮かび上がる“連続殺人犯”の人生 -
本を読む
鹿田昌美
角谷詩織『ギフティッドの子どもたち』(集英社新書)
を鹿田昌美さんが読む
見つけてあげたい、守ってあげたい -
本を読む
さやわか
中森明夫『推す力 人生をかけたアイドル論』(集英社新書)
をさやわかさんが読む
自分のすべてを捧げた批評家の真骨頂 -
連載
青春とアート③
青春と読書×藝大生コラボレーション
第3回は、デザイン科2年の作品
“かわいい女の子を描くのが大好き。「クリスマスを連れてくる妖精のような存在」をイメージ”