今月の目次
2021年12月号
(No.545)
2021年12月号(No.545)
毎月20日発売 定価91円(税込)
表紙絵&漫画 中村一般
デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘+金丸未波
[特集インタビュー]
楡 周平
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”世界のSEIKO”の礎を築いた明治の起業家、
『黄金の刻 小説 服部金太郎』楡 周平に聞く[特集インタビュー]
セイコーホールディングスグループの創業者、服部金太郎。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立した金太郎は、国産初の腕時計を製造販売するなど、時代の先をつねに読み、一歩ずつ己の夢を叶えていく。その一方で、火災や震災、同業者からの横やりなど、数々の困難が彼の人生を襲った。
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受賞記念インタビュー
平井美帆
第19回開高健ノンフィクション賞受賞
「ソ連兵へ差し出された娘たち」
平井美帆に聞く
聞かれてこなかった「声」に耳を傾けるということ -
今月のエッセイ
松田志乃ぶ
『嘘つきは姫君のはじまり』松田志乃ぶ
作品に込めた思いとは
「十二単とシスターフッド」 -
今月のエッセイ
池亀彩
『インド残酷物語 世界一たくましい民』池亀彩
本書への思いとは
「生活の哲学を集めて」 -
本を読む
沼野恭子
大戦時のソ連では捕虜は「裏切り者」だった。
サーシャ・フィリペンコ『赤い十字』を
沼野恭子が読む -
本を読む
末國善己
奥山景布子『義時 運命の輪』を
末國善己が読む
「騒乱と謀略の先に見たもの」 -
本を読む
吉川浩満
藤井達夫『代表制民主主義はなぜ失敗したのか』を
吉川浩満が読む
「代表制度のイノヴェーション」 -
連載
中村一般
『表紙のウラばなし』中村一般