[表紙&連載]
オッドアイの白猫アンジー 本の世界へ旅をする⑩

「未来の楽しみを予約すること以上にモチベーションが上がる仕事術なんてないわ」
おしゃれでちょっぴりツンデレなオッドアイの白猫アンジーが旅する本の世界。今回、彼女が手に持っているのは、目が
楽しいことが大好きなアンジー、実は今年も新しいカレンダーを部屋に飾ったその瞬間から、夏のバカンスのことだけを考えて生きてきました。それはもう、「一年の計はバカンスにあり!」と言わんばかりの徹底ぶりです。仕事のスケジュール帳はもはやバカンスという聖域を守るための計画表。旅先でどんなノイズにも邪魔されないよう逆算して仕事を詰め込み、完璧なタスク管理をこなしてきたのです。そうして「すべてはあの水平線を独り占めするためよ」と、オフィスでキーボードを叩く彼女の瞳には、輝く南国の太陽が映っていました。
そして迎えた待望のバカンス。計画通りにたどり着いた海の見えるリゾート地で、アンジーは最高にゆったりとした優雅な時間を過ごします。波の音をBGMに冷えたシャンパンを傾け、お気に入りのサマードレスで浜辺を歩く姿は、まさにバカンスの女王そのもの。けれど、そんな大満喫の真っ最中、パラソルの下で彼女がしていたことは……なんと、来年のための新しいガイドブックのページをめくることでした!
「この島の隠れ家ヴィラも素敵。来年はここに決まりかしら」などとつぶやきながら砂浜に寝そべり、すでに〝未来〟を予約し始めるアンジー。彼女にとってバカンスは、単なる休息ではありません。次なる一年を全力で駆け抜けるための、最も甘美な「自分への先行投資」なのです。
「さあ、帰ったらまたバリバリ働くわよ。すべては次のバカンスのためにね!」
旅の終わりは新しい旅への始まりの合図。日焼けした鼻先を誇らしげに上向かせて、アンジーはまた都会の喧騒へと戻っていきます。彼女の猫生に「バカンスロス」という言葉はありません。だって心の中ではすでに次の旅が始まっているのですから。
次回は、「世界の不思議を巡る記録」とともに神秘の森を旅するアンジーをお届けします。目に見えぬ森の住民たちに翻弄されるアンジーをどうぞお楽しみに♪
アンジーとは?
好奇心旺盛で可愛いものや美味しいものが大好きなオッドアイの白猫。たまに失敗をして落ち込むこともあるけれど、毎日をハッピーに過ごしています。バカンスと同じくらい毎日の生活や仕事も大切で、オンオフの切り替えも得意。SNSで毎日イラスト投稿中!
X:@AngieLaCoquette/Instagram:angie_la_coquette
KaZoo(イラスト担当):アンジーのイラストを手がけるイラストレーター。/ Toro*Kon(言葉担当):アンジーの言葉とメッセージを担当しているクリエイター。





