今月の目次
2024年8月号
(No.577)
2024年8月号(No.577)
毎月20日発売 定価100円(税込)
デザイン/松田行正+杉本聖士+倉橋弘+金丸未波+内田優花+山内雅貴
[特集インタビュー]
新庄 耕
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新庄 耕『地面師たち ファイナル・ベッツ』
釧路がシンガポールになる、というあり得なさで「いける!」と[特集インタビュー]
土地の所有者になりすまし、勝手に土地を売却して買い主から大金を騙し取る詐欺師「地面師」。純文学出身の新庄耕はその存在に物語の可能性を見出し、自身初のエンターテインメント大作『地面師たち』(二〇一九年)を世に送り出した。
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インタビュー
青波 杏
青波 杏『日月潭の朱い花』
「語れない」をテーマに描く、女性同士の繫がりと植民地の歴史 -
インタビュー
ファン・ボルム
ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』2024年本屋大賞 翻訳小説部門第1位
休めない社会だからこそ、休む人たちの物語を描きたいと思った -
新連載
佐々木 敦
佐々木 敦『メイド・イン・ジャパン』
[第1回]輸出商品としての日本文化 -
今月のエッセイ
保坂祐希
保坂祐希『ビギナーズ・ライブ!』(集英社文庫)刊行に寄せて
私とRADIO -
本を読む
タカザワケンジ
増山 実『今夜、喫茶マチカネで』
をタカザワケンジさんが読む -
本を読む
菊池 仁(めぐみ)
袴田康子『四郎の城 キリシタン戦記』
を菊池 仁(めぐみ)さんが読む -
本を読む
白井 聡
ピーター・ゼイハン 著/山田美明・長尾莉紗 訳『「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む』上・下(シリーズ・コモン)
を白井 聡さんが読む -
本を読む
渡辺祐真(スケザネ)
高橋勅徳『なぜあの人は好きなことだけやって年収1000万円なのか? 異端の経営学者と学ぶ「そこそこ起業」』
を渡辺祐真(スケザネ)さんが読む -
本を読む
山本直輝
アレキサンダー・ベネット『限界突破の哲学 なぜ日本武道は世界で愛されるのか?』(集英社新書)
を山本直輝さんが読む -
本を読む
三宅香帆
石井洋二郎『教養の鍛錬 日本の名著を読みなおす』(集英社新書)
を三宅香帆さんが読む -
本を読む
朴 一
永野慎一郎『秘密資料で読み解く 激動の韓国政治史』(集英社新書)
を朴 一さんが読む -
本を読む
森 達也
藤井誠二『贖罪 殺人は償えるのか』(集英社新書)
を森 達也さんが読む -
連載
青春とアート⑪
青春と読書×藝大生コラボレーション
第11回は、デザイン科3年の作品
貝殻の複雑な質感を描きたい