今月の目次
2022年3月号
(No.548)
2022年3月号(No.548)
毎月20日発売 定価91円(税込)
表紙絵&漫画 中村一般
デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘+金丸未波
[巻頭インタビュー]
桐野夏生
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桐野夏生『燕は戻ってこない』
インタビュー
「生殖医療で選択肢が広がった今、女性たちはー」[巻頭インタビュー]
生殖医療で選択肢が広がった今、
女性たちは――北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事につくも、非正規雇用ゆえに困窮を極める二十九歳女性・リキ。心身ともに疲弊する生活の中で、「いい副収入になる」と同僚に卵子提供を勧められ、ためらいながらクリニックに赴くと、代理母になることを持ち掛けられた。
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寄稿
宇山佳佑
Netflixにて3月24日から世界同時配信!
主演 中島健人 松本穂香
原作小説『桜のような僕の恋人』宇山佳佑 -
対談
金原ひとみ×永井みみ
すばる文学賞受賞『ミシンと金魚』永井みみ
金原ひとみさんと受賞記念対談
「認知症老人の語りが導く稀有で幸せな小説体験」 -
インタビュー
永原皓
小説すばる新人賞受賞『コーリング・ユー』永原皓
インタビュー
「シャチたちの会話から始まる驚きとスリルに満ちた海洋冒険小説」 -
談話
今村翔吾
第166回直木賞受賞『塞王の楯』
今村翔吾さんに聞く -
今月のエッセイ
岩井三四二
『「タ」は夜明けの空を飛んだ』岩井三四二
記念寄稿「無線機が火花を発していたころ」 -
今月のエッセイ
桑原水菜
『荒野は群青に染まりて 暁闇編』桑原水菜
記念寄稿「少年が荒野に降り立ったとき」 -
今月のエッセイ
野本響子
『子どもが教育を選ぶ時代へ』野本響子
記念寄稿「面白いことになっていた世界の教育」 -
本を読む
杉江松恋
清水裕貴『花盛りの椅子』を
杉江松恋はどう読んだか。
「生きていた、その記憶を残すものたち」 -
本を読む
吉田大助
友井羊『放課後レシピで謎解きを』を
吉田大助はどう読んだか。
「秘密」の中身以上に、「秘密」を取り巻く心情を -
本を読む
林雄司
スズキナオ『「それから」の大阪』を
林雄司はどう読んだか。
「”未来人”による大阪紀行」 -
連載
中村一般
表紙のウラばなし 中村一般