青春と読書 本の数だけ人生がある ─集英社の読書情報誌青春と読書 本の数だけ人生がある ─集英社の読書情報誌

今月の目次

2019年10月号
(No.519)

2019年10月号(No.519)

毎月20日発売 本体83円+税

表紙/456(shigoro)

デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘

今月のエッセイ

水谷竹秀 
『だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人』

  • [今月のエッセイ]ロスジェネの憂鬱

    政府が今年六月に閣議決定した骨太の方針に、「ロスジェネ」と呼ばれる就職氷河期世代の就業支援策が盛り込まれた。正規雇用を希望する非正規労働者や無職の人、ひきこもり状態にある人ら約百万人を対象に、三年間で正規雇用を三十万人増やす目標を掲げているという。この報道を知った時、今さら感が否めなかった。有識者の間でも「手遅れ」といった批判の声が挙がっていたが、私が取材した、タイにいる彼らには手遅れどころではなく、支援の手はまったく届かないだろう。南国の空気に浸っている彼らは、政府の発表すら知らないのではないか。

目次

特集

伊岡 瞬『不審者』
[インタビュー]伊岡 瞬 人間が日常から狂気に変わっていく境目を描きたい
[本を読む]北上次郎 緊迫感が物語の底を流れ続ける

インタビュー

ふくだももこ
ハッピーエンドを信じ、小説と映画で伝えたい
阿部泰尚
全く角度の違う方法で子供たちを解放したい

新連載

北尾トロ
猟犬猟師と、いざ山へ。

口絵 Ⅱ~Ⅳ

開高 健 『開高健のパリ』
[インタビュー]角田光代 開高健を読むたび、打ちのめされる

第17回 開高健ノンフィクション賞受賞作発表

濱野ちひろ 『聖なるズー 動物性愛者、種も暴力も超えるセックス
[受賞の言葉]愛の物語を追いかけて
[選評]姜尚中/田中優子/藤沢 周/茂木健一郎/森 達也

今月のエッセイ

水谷竹秀
ロスジェネの憂鬱

本を読む

松井今朝子/池上冬樹
河﨑秋子『土に贖う』
平松洋子
青山七恵『私の家』
小川たまか
ホリー・リングランド『赤の大地と失われた花』
藤田香織
井上きみどり『半ダース介護』
青木千恵
谷村志穂『ききりんご紀行』

連載

小田嶋 隆
諦念後 男の老後の大問題⑭(最終回)/⑮(最終回プラス1)
谷村志穂
りん語録⑲
浜辺祐一
救命センター 新・ドクターファイル④
太田和彦
ペンと盃 酔いどれ文学紀行③
はるおかりの
九天に鹿を殺す 煋王朝八皇子奇計⑤

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