今月の目次
2021年10月号
(No.543)
2021年10月号(No.543)
毎月20日発売 定価91円(税込)
表紙絵&漫画 中村一般
デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘+金丸未波
[巻頭エッセイ]
森田真生
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森田真生『僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回』
刊行記念エッセイ「僕たちはどう生きるか」[巻頭エッセイ]僕たちはどう生きるか
老いること、病むこと、死ぬこと。そのすべてには、それぞれの働きがある。死は、生物界の多様性を増大させながら、生命を次世代へと継承していく方法である。細胞の老化には、たとえばがん化のリスクを抑える働きがある(小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』)。
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特集インタビュー
道尾秀介
720通りの読み方がある、道尾秀介『
N 』刊行記念インタビュー
「自分だけの物語を体験してもらいたい」 -
インタビュー
行成薫
行成薫『明日、世界がこのままだったら』刊行記念インタビュー
<生と、死の狭間>で出会ったふたりに迫る究極の選択とは―― -
エッセイ
伊岡瞬
伊岡瞬『不審者』刊行記念エッセイ
「普通」の家庭に侵入する“異物” -
本を読む
吉田伸子
本多孝好『アフター・サイレンス』を吉田伸子が読む
「罪と罰、そしてその先にある祈り」 -
本を読む
杉江松恋
深緑野分『カミサマはそういない』を杉江松恋が読む
「人生のほろ苦さを色とりどりの紙に包んで」 -
本を読む
瀧井朝世
谷瑞恵『あかずの扉の鍵貸します』を瀧井朝世が読む
「秘密を守ってくれる洋館」 -
本を読む
倉本さおり
アン・タイラー『語りなおしシェイクスピア3 じゃじゃ馬ならし ヴィネガー・ガール』を
倉本さおりが読む -
本を読む
福井里佳
雨宮処凛『「女子」という呪い』を福井里佳が読む
「女性たちの叫びの代弁者」 -
連載
中村一般
『表紙のウラばなし』中村一般