今月の目次
2020年2月号
(No.523)
2020年2月号(No.523)
毎月20日発売 本体83円+税
表紙/456(shigoro)
デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘
[芥川賞受賞インタビュー]
古川 真人
『背高泡立草』
-
島を舞台にした4作目「背高泡立草」で芥川賞を受賞。
「サーガ」と評されることへの古川真人さんの意外な反応とは?
去る一月十五日、第百六十二回の芥川賞選考会が開かれ、古川真人さんが『背高泡立草』で受賞されました。四度目の候補での受賞となりましたが、直後の受賞会見で、「嬉しさはまだないです」「アワアワしています」と、お気持ちを率直に語られた古川さん。それから一週間後に、編集部は話を伺いました。
-
インタビュー
町屋良平
ボクシング、ピアノの次に選んだテーマは「文学」。
町屋良平さんが『坂下あたると、しじょうの宇宙』の「しじょう」に込めた意味は「詩情」で「紙上」で「至上」でもあり…。 -
本を読む
吉田大助
よりよい人生と安楽死を問う 楡周平「終の盟約」を読んで
-
本を読む
泉 京鹿
読めば記憶が蘇る台湾のローカルフードや地元の人びと。
思わず飛んで行きたくなる一冊!
『月イチ台北どローカル日記』森井ユカ -
本を読む
青木千恵
“炎より熱い世界”へ引き込まれる優れた長編ミステリー 「炎より熱く」矢口敦子
-
巻頭インタビュー
伊集院 静
生きるための信条を、
志を失うな。
失敗を重ねたからこそ、
手渡せる「言葉」がある -
特集インタビュー
畠中 恵
猫だけに、自由気まま。
キャラクターたちが勝手に動いて、
世界を拡げてくれました -
インタビュー
彩瀬まる
没個性な家に、
想像もできない人生がある -
今月のエッセイ
広小路尚祈
「いなたい」は「うまい」
-
本を読む
平野啓一郎
芸術の価値はお金で計れるか?