今月の目次
2021年8月号
(No.541)
2021年8月号(No.541)
毎月20日発売 定価91円(税込)
表紙絵&漫画 中村一般
デザイン/松田行正+杉本聖士+梶原結実+倉橋弘+金丸未波
[巻頭対談]
内田 樹×姜尚中
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『新世界秩序と日本の未来 米中の狭間でどう生きるか』内田樹 姜尚中
特別対談「コロナ、オリンピック、総選挙―― 日本のこれからを展望する」[巻頭対談]コロナ、オリンピック、総選挙――
日本のこれからを展望する未曾有のコロナ禍を経た二〇二〇年代の世界はどこへ向かうのか。好評既刊『世界「最終」戦争論』『アジア辺境論』に続く七月発売の『新世界秩序と日本の未来』(集英社新書)は、内田樹さん、姜尚中さんが歴史的大変革の時代を縦横無尽に論じる刺激的な対談本です。幅広い知見から導き出される新たな「世界秩序」の見取り図には、とかく悲観的になりがちな現状を超える確かな希望が込められています。
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今月のエッセイ
山田裕樹
『智に働けば 石田三成像に迫る十の短編』
編者・山田裕樹の特別エッセイ
「石田三成の復権」 -
本を読む
朝宮運河
赤川次郎『夜ごとの才女 怪異名所巡り11』を
書評家・朝宮運河が読む
「生者と死者の思いをつなぐ物語」 -
本を読む
東えりか
『ヒロシマを暴いた男 米国人ジャーナリスト、国家権力への挑戦』を
書評家・東えりかが読む
「マッカーサーが隠した被爆者の真実」 -
本を読む
末國善己
植松三十里『徳川最後の将軍 慶喜の本心』を
文芸評論家・末國善己が読む
「慶喜の実像に迫る」 -
連載
中村一般
『表紙のウラばなし』中村一般
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「青春と読書」6月号 口絵
鎌田實
”上手に手抜きがキーワード”
『鎌田式 健康手抜きごはん』鎌田 實 -
特集対談
北方謙三
北方謙三『チンギス紀 十一 黙示』刊行
櫻井智美さん(アジア史研究)との特別対談
「史実としてわかっていないところにある小説の面白さ」 -
インタビュー
松田青子
『自分で名付ける』松田青子
インタビュー「役に立たない、神話感ゼロの育児エッセイがあってもいい」
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