[カラー口絵]
二宮和也『二宮和也のIt[一途]』
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特製フォトしおり付き!
撮影/江森康之 -
雑誌「MORE」で、2009年1月号から2019年3月号まで掲載された大人気連載「二宮和也のIt[ 一途]」が待望の書籍化 ! 10年間、123回の“すべての写真、すべての文” を完全収録した本書の刊行にあたり、今号の口絵では連載第1回~第12回の写真と文を一部紹介。また、本書のX公式アカウント(@nino_shueisha)にて公開されている単行本完成までをレポートした「制作ニッキ」をダイジェストでお届けします。
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第1回(2009年1月号)
はじまり何かが始まるってことは、同時に
いつかは終わりを迎えることでもある。
恋も仕事も嵐も永遠はないとしても……
ただ、その場、その瞬間を楽しみたい -
第2回(2009年2月号)
秘密秘密にしているつもりはないのに、
自分のことはうまく答えられない。
言葉にするとウソになる気がするから
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第3回(2009年3月号)
孤独と友達25年間、友達はいなかったと思う。
それを寂しいと思われることが寂しい。
ひとりでいても楽しいし、幸せだから -
第4回(2009年4月号)
街新しい街に行きたいとは思わない。
たぶん、どこへ行っても
自分は変わらないって知ってるから
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第5回(2009年5月号)
コンプレックス人間関係に上下をつけるのは好きじゃない。
年齢や立場が違う人とも、
ご飯を食べる時はワリカンで、
同じ目線で話したいなって思う -
第6回(2009年6月号)
台本のない仕事アドリブをやるのは勇気がいるけど、
一度でもうまくいくと味をしめる。
恐怖より、快感が勝っちゃう(笑)
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第7回(2009年7月号)
矛盾イメージは自分じゃつくれないもの。
他人にどう見られてもいいから、
その場を盛り上げたいと思ってしまう -
第8回(2009年8月号)
選択の自由日々の選択の積み重ねで
その人の個性も人生も決まるから、
できるだけ自由に選びたい
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第9回(2009年9月号)
仲間たち尊敬している仕事仲間は
みんな普通に人間らしいの。
人としてブレがないから、居心地がいい -
第10回(2009年10月号)
問題と答え仕事も恋も、答えを求めたくない。
それが見つかった途端、
何かが終わっちゃう気がするから
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第11回(2009年11月号)
変わらない進化形ずっと、5人でいた。
変わらずに、本気だった。
それが嵐なんだと思う -
第12回(2009年12月号)
声なき声自分の目で見てくれた人の声なら、
賞賛でも中傷でもありがたい。
でも、それに影響されたりはしない
撮影=江森康之/文=芳麗
『二宮和也のIt[ 一途]』制作ニッキ
『二宮和也のIt[一途]』 X公式アカウント(@nino_shueisha)より抜粋
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本書は544ページという異例のボリューム!その厚さ、約3.5cm。重さは1kg強。印刷や製本にも通常より手間と時間がかかるので、入念な試作をしています。実物と同じ仕様の束見本(つかみほん)は、仕上がりをイメージするための必須アイテムです。
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帯の写真は第59 回より。これは100回記念の前、連載チームにどのカットがいちばん好きか聞いたら、ほぼ全員が選んだもの。当時、二宮さんにその話をしたところ、「どれだか当てる!」と一覧を1 分ほど眺め、一発で正解。そんな思い出深い1 枚です。
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祝・校了!発売まで約2 か月半ありますが、印刷や製本などに通常の倍以上時間がかかるため、かなり早く進行しました。本文の「刷り出し」(本番印刷前の準備刷り)も格別に美しい仕上がりで、完成が本当に待ち遠しいです。
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オールカラーでページ数も並外れて多いため、印刷後のチェックやインクの乾燥にも膨大な労力と時間が。見学させていただいた大日本印刷さんによると、印刷だけで1 か月半かかるのは辞書並みだとか!特別態勢で臨んでくださり、感謝カンゲキです。
その他の「制作ニッキ」はX公式アカウント
(@nino_shueisha)にてお楽しみください!